安くて美味!一色うなぎ

土用の丑の日に欠かせない「うなぎ」。
夏バテ防止が期待できる、暑い季節にぴったりの食べ物です。

うなぎといえば、静岡の浜名湖うなぎが有名です。
でも、実は愛知のうなぎも有名なことを知っていますか?

愛知県西三河地方の一色漁港における2015年のうなぎの生産量は、およそ4600トンで、日本全国の生産量の2割を占めます。

一色でうなぎの養殖が始まったのは1904年からで、昭和34年、伊勢湾台風で被災した農地を、養殖池に転用してから、さらに発展をしていきました。

昭和40年代位までは、稚魚から育てた幼魚を、県外の養殖業者に販売していましたが、今ではおよそ100軒の養殖業者が、一色産のうなぎに力を入れています。

この「一色うなぎ」がたのしめるお店も地元にはあって、「和食 潮浜」が夏限定で使う「うな姫」は、6ヶ月から7ヶ月の生育期間を経たあと、幼魚から成魚になったばかりのうなぎが出荷されるため、臭みが全然なく、とても柔らかいうなぎです。