小樽の夏の味、ウニ

小樽は、明治時代の頃からロシアや樺太との交易が盛んで、たくさんの商社や銀行が支店を構えていました。
そのため、「北のウォール街」と呼ばれていました。

現在も、当時の町並みの風景を残す倉庫や石造建築が、独特な雰囲気をかもし出しています。
そんな小樽の夏の味、といえば、沿岸で獲れる「エゾバフンウニ」です。
質のよい天然の昆布を食べているウニは濃い味で、甘みが多いのが特徴です。
一般的なウニはその形を保つため、「ミョウバン」が使われていて、そのため味が苦くなってしまうのですが、産地ではそれを使わない本当のウニの風味が楽しめるのも魅力です。

そんな「エゾバフンウニ」を楽しめるお店が、小樽駅前の三角市場内にある「さんかく亭」です。
このお店のウニは、もちろん「ミョウバン」を使っていない、新鮮なものだけを使っています。

ウニ以外にも、季節によって違う鮮魚を丼として食べられることも魅力です。

お店で出される魚介は、その日の朝に仕入れた新鮮なもの。鮮度が高い魚を楽しむことができます。