獲れたて最高!湘南シラスの魅力

湘南といえば、サーフィンを代表とするマリンスポーツが盛んな場所として有名ですが、実は漁業も盛んで、漁師も多いんです。

中でも「湘南シラス」は、ほかの地域でとれるシラスよりも大きめ。
誕生してすぐのシラスは沖に多く存在していますが、だんだんと岸に近づいていき、プランクトンを食べて成長とともに大きくなっていきます。
その大きめのシラスを少しだけ獲り、それをその日のうちに加工して販売する、というのが、湘南シラスの特徴です。

湘南シラスは大き目ながら、ふっくらとした身と深い味わいが魅力。

ただ、そのシラス漁も、漁師が減って低迷していた時期もありました。
それが、ここ数年で湘南シラスの認知度が高まってきました。
それは、平成元年に漁師たちが集まり、「神奈川県しらす船曳網漁業連絡協議会」を発足。
さまざまな取り組みを行って、「湘南シラス」のブランド化に成功したためです。

最近では「生シラス」も流行っていますが、これも、冷蔵の技術が発達する前では、地元の人たちだけが味わえるものだったのです。