タコといえば明石!中でも夏は絶品

兵庫県明石市は、タコの名産地として有名です。
関西では、初夏にとれるマダコを、漁師が麦わら帽子をかぶって漁をする、ということから、「麦わらダコ」とも呼ばれているとか。

この時期のタコは絶品で、味が濃く弾力があります。
明石のタコは、激流の中で踏ん張っているため、足が太いのが特徴ですが、夏になるとさらに太くなります。
プリプリとした食感は他にはなく、明石ならではの味です。

明石タコが獲れる鹿ノ瀬にはかにや海老などが多く、それを食べて育つため味が濃くなるようです。

明石には、「タコづくし」を楽しめるお店があります。
それは、昭和25年創業の料亭、「人丸花壇」です。
明石で初めて、創業者がタコづくしの会席を生み出し、現在では料理長の秋川さんが作る様々なタコ料理を味わえるお店です。
昼時になれば、「ミニ蛸会席」が提供されます。これは、天ぷらやタコご飯、薄造りや柔らか煮など、豊富な種類のタコ料理が満載で、明石たこを満喫できます。