意外と深い「御節」の話

一年に一度、必ずといっていいほど食べる和食があります。
「お節料理」のことです。

お節料理の中身は、主に魚介類、野菜などが中心となっていますね。

海老や数の子、鯛や昆布、田作りなど、かなりの種類の海の幸が使われています。

豊富な海の幸を味わうことができる料理、といえるでしょう。

最近では、洋風にアレンジされていて、小さな子供も一緒に楽しんで食べられる御節もありますよね。

その御節の中身について、同じ日本でも東西で違いがあるようです。

お節料理の中で、絶対に欠かすことができないとされている、祝い肴。
3種類ありますが、関東では「数の子、黒豆、田作り」です。しかし、関西では「数の子、黒豆、たたきごぼう」と違いがあります。

同じ数の子ついても、その味付けは異なっていて、関東では数の子を濃口醤油と砂糖で味付けをしますが、関西では薄口醤油とだしで味付けます。
この違いは、うどんと同じ、といえますね。

最近ではおせちをあまり食べない、という人も増えた気がしますが、御節について色々と調べてみると、御節を食べてみよう、という気持ちになるかもしれませんね。